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2008年11月24日 (月)

東宝ミュージカル「エリザベート」

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帝国劇場で上演中の東宝ミュージカル「エリザベート」を観て
来ました!
夫には、「何回も観てるんでしょ?」と言われるのですがcoldsweats01
何度観ても飽きない、観れば観るほどその緻密な作りに
関心してしまう不思議な作品なのです。

自由とハイネの詩を愛し、死に対して憧れを持っていたで
あろうオーストリア皇后エリザベートの一生を、死=黄泉の帝王
の存在を通して語るウィーンミュージカル。
ストーリーはもちろん、舞台構成、舞台美術、そして何より音楽
が素晴らしい!heart

…結婚披露宴では、エリザベートの歌う「私だけに」で新郎
新婦入場し、エリザベートのショールを真似てみました。
…分かる人にだけ分かる演出です。coldsweats01
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1898年9月10日、ジュネーブ、レマン湖のほとりで、イタリア人
無政府主義者、ルイジ・ルキーニによって暗殺されたオースト
リア皇后エリザベート。
その後牢獄で自殺したルキーニですが、100年経った今も
死の国の裁判官に尋問を受けています。
「なぜ皇后を殺したのか?」
ルキーニは、すべては死を司る黄泉の帝王トート閣下が仕組
んだものだと、エリザベートの物語を語り始めます。

子供の日のエリザベートは、木から落ち意識を失ってしまいます。
黄泉の帝王トート閣下は、その瞬間彼女を愛してしまい死の淵
から救いますが、そこからトートの死への誘いが始まります。

エリザベートは、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフと姉の
ヘレネのお見合いについて行き、フランツに見初められて
しまいます。
フランツと結婚し、皇后になったエリザベートを待っていたの
は、宮廷での窮屈な生活。
婚礼の翌日から始まった姑ゾフィーによる皇后教育、子育て
は皇后の義務ではないと子供達は奪われ、夫は公務に忙し
くすれ違いばかり。

エリザベートは、その美貌が自分の要求を実現出来る力に
なると気付き始め、国政をも動かして行きますが、ハプスブ
ルク帝国の崩壊を示唆する動きが随所で起こっていました。
街では民衆が、ミルク不足は皇后がミルク風呂に入っている
からだ!と怒りの声を上げます。

そしてオーストリア反体制派の革命に巻き込まれた皇太子
ルドルフの死、ゾフィの差し金による夫の浮気。
失意のエリザベートは、放浪の旅を続け、「死」への願望を
募らせて行きます。
やがてエリザベートはルキーニに暗殺され、死=トートと
愛し合
うのでした。


エリザベートの日本初演は、1996年宝塚雪組公演でした。
後に東宝ミュージカルでエリザベートを演じることになる、
トップスター一路真輝さんの退団公演。
当初はトップスターの退団公演で死神の役なんて!?と
物犠をかもしだしましたが、作品の素晴らしさに魅了され、
大成功を収めました。

続いて同年星組、1998年宙組でも上演されました。
ずんちゃんがトップになって2作目の作品です。
やっぱり私の中のベストは、ずんちゃんトートです。shine


そして2002年花組、2005年月組と、宝塚の5組すべての組で
再演され、さらに2007年雪組で再再演されました。
もちろん全部観ましたよ~!
特に宙組エリザは、宝塚と東京合わせて50回は観ている!?
んじゃないかな。wink
宙組エリザがあまりに染み付いているので、東宝エリザを
始めて観た時は、微妙に違う歌詞や台詞、舞台構成に
違和感があったかも。

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2000年の東宝エリザベート初演では、エリザベートに一路
さん、トートに山口祐一郎さんと内野聖陽さんのダブル
キャスト。
後に内野さんと一路さんがご結婚され、お話の通りトート
とエリザベートは相思相愛になったのでした。heart04

そして2006年、宝塚OGによる「エリザベート上演10周年
ガラコンサート」
当時のお衣装を着けたずんちゃんトート閣下に再びお会
い出来、涙ものでした。crying

2007年ウィーンオリジナルキャストの来日公演も大阪・梅田
コマ劇場まで観に行きました。
日本版トートは中性的で妖艶なのに比べて、ウィーン版トート
は男性的でロック!という感じ。
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東宝での再演は残念ながら観ることができなかったので、
今日は久々にエリザベートの世界にどっぷり浸かれました。

今日のキャストは、
トート 武田真二
エリザベート 涼風真世
フランツ・ヨーゼフ 石川 禅
ルドルフ 伊礼彼方
ゾフィー 寿ひずる
というキャスティング。

武田くんの歌は以前、姿月あさと&マテ・カマラス&武田真二
と、宝塚、ウィーン、東宝トートが揃ったジョイントコンサートで
経験済み。
ビジュアル的には申し分なく、細かい感情表現をしていたり
するのですが、歌はやっぱりちと辛い。
タッパがないので舞台の中で埋もれてしまう感があり、「黄泉
の帝王トート閣下」というより、「悪魔くん」が人間たちに悪戯
してるみたいでした。wink

かなめさん(涼風)のエリザベートは、予想に反して、やはり
男役…と思わせる場面がありました。
でもエリザベートは決して女らしい女性ではないんですね。
「宮廷の中でただ一人の男ゾフィ」という下りがありますが、
エリザベートも「男」だったのかもしれません。
歌はやっぱり安定しているので、安心して聴けました。

歌はちょっと心配ですが…ダブルキャストの朝海ひかるちゃん
のエリザベートも観たくなりました。
宙組エリザでは、ルドルフ殿下を演じたコムちゃん(朝海)。
宙組エリザは組替えなどの為、3人のルドルフがいるのです
が、ずんちゃんトートには、コムちゃんルドルフが一番ぴったり
合っていたと思います。

そうなると、ずんちゃんのエリザベートも観たいなぁ~。
実際のエリザベートも身長172cmだったというし…。coldsweats01


伊礼くんのルドルフ、たまにカマシテましたが、ミュージカル
界期待の新生誕生です!up

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