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2012年12月 5日 (水)

勘三郎さん死去

歌舞伎俳優の中村勘三郎さんがお亡くなりになりました。
朝のワイドショーから流れて来た訃報に、言葉を失ってしまい
ました。

今年6月に食道がんであることを公表され、7月に手術。
その後順調に回復し、来春の歌舞伎座こけら落とし公演での
舞台復帰を目指していたそうですが、9月に肺炎を発症し容体
が急変。
今日午前2時33分、急性呼吸窮迫症候群のため57歳で死去
されました。

「癌がなくなって晴れ晴れ」するために「頑張る」を「癌晴る」
いう言葉を使って癌と闘って来た勘三郎さん。
2010年に突発性両側性感音難聴で休演された時も見事復活
されたので、癌晴ってくださると思っていたのに残念です。


勘三郎さんの舞台は、ほんとうにいつも満身創痍。
野田歌舞伎『研辰(とぎたつ)の討たれ』を3階席で観た時は、
「父の仇!」と追われ逃げ回る場面で3階席に乱入!
コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』では、泥水をかぶりながらの
大立ち回り。

海老蔵さんのことも、「孝俊、孝俊」とたいそうかわいがって下さり、
海老蔵襲名披露公演『助六由縁江戸桜』では名物の股くぐり
(助六が町人に喧嘩をふっかけて股の下をくぐらせる)のアドリブ
や襲名披露口上で、客席の大爆笑を誘って下さいました。


そして今年3月、平成中村座『中村勘九郎襲名披露公演』で、
舞鶴雪月花「雪達磨(ゆきだるま)」を踊られたのが、私が観た
最後の舞台になってしまいました。
オバQみたいなメイクで、人間に恋をしたため溶けてなくなって
しまう「雪だるま」を軽妙かつ物悲しく踊られ見事でした。
もうほんとに、勘三郎さんでなければ出せない味!

そしてラストは舞台後方の幕が開き、東京スカイツリーが出現
するという趣向!
歌舞伎に新風を吹き込む開拓精神と、並々ならぬサービス精神、
そしてその生き様に合掌…。
あ~、もう1度、勘三郎さんの研辰が観たい!

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